枠を残して、その上に新しい枠をかぶせるカバー工法
カバー工法とは、今ある窓のサッシ枠の上に新しいサッシ枠を被せて取り付ける工法のことです。
新しいサッシ枠をかぶせるカバー工法
枠を残したまま新しいサッシ枠を取り付けるため、壁を壊すような大工事になる心配はなくなり、大抵1日あれば工事を終わらすことができます。
新しく被せるサッシ枠は、ペアガラス用のサッシになります。
厚みのあるペアガラスを入れて、さらに断熱効果を高めることもできます。
私たち窓工房がカバー工法を提案させていただくのは、このような方です。
- 内窓を取り付けるのはどうしても嫌だ
- アルミ枠の結露も防ぎたい
- 窓の建て付けが悪くて、閉めても隙間が空いてしまう
このような要望がある場合に、カバー工法を提案致しております。
大きく分けて、2つのカバー工法を扱っています。
アルミカバー工法
アルミサッシ枠を上に被せる通常のカバー工法です。
スマートカバー工法
スマートカバー工法
YKK AP オリジナルのカバー工法です。
今あるサッシ枠の上に、樹脂製のサッシ枠を被せるため、サッシ枠の結露も防ぐことができます。
今までのアルミカバー工法では、サッシ枠を上に被せることによって、サッシ枠部材が外側に出っ張ってしまうことが避けられませんでした。そのため、雨戸が使えなくなってしまうという大きな難点がありました。
YKK APが開発したスマートカバー工法ならば、
外側にサッシ枠部材が出っ張ることもないため、今までどおり雨戸を使うことができます。
スマートカバー工法の良い面と悪い面
○樹脂製サッシ枠なので、枠部分の結露も防げる
○樹脂製サッシ枠なので窓の雰囲気が大きく変わる
※今あるアルミサッシ枠の上に樹脂製のサッシ枠を取り付けられるため
○外側に出っ張らないため、今までどおり雨戸を使える
○樹脂製サッシ枠なので窓の雰囲気が大きく変わる
※今あるアルミサッシ枠の上に樹脂製のサッシ枠を取り付けられるため
○外側に出っ張らないため、今までどおり雨戸を使える
△窓枠の見た目がごっつくなる
△新しくサッシ枠を被せるため、窓自体は小さくなる
△新しくサッシ枠を被せるため、窓自体は小さくなる
以上で、結露を防ぐ3つの方法の説明は終わりになります。
次のページでは、
「そもそもなぜ結露が発生するの?」という疑問にお答えしていきます。
窓工房 店長の海野は、気象予報士の資格を所有しています。
そこで!ガラス屋さんと気象予報士という2つの視点から、結露の仕組みをご説明させていただきます。
窓の結露対策 専門店 次のコンテンツ